明治神宮ミュージアム(隈研吾) 白いシンプルなトイレ
明治神宮は2019年にオープンした明治神宮の杜の中にある美術館です。
設計は隈研吾さんです。
さてトイレについてご紹介です。
トイレは1階と2階の2箇所配置されています。多目的トイレは1階のみです。
全体的にお金はかかっていない印象です。
まずは1階女子トイレです。
白一色のシンプルな空間です。
大便器は壁掛けではなく床置き式でタンクレスです。
L型手すりがついているので、多様な方にも使いやすようになっています。
操作リモコンです。やぼったくないスマートなデザインですね。
衛生器具はTOTOです。
個室内一番奥の壁の上には間接照明が仕込まれています。
洗面の鏡は手洗い機ごとにセパレートされています。
背面に照明ありです。
ベッセル式洗面器(カウンターに据え置くスタイルの洗面器)です。
水栓とハンドソープはオートタイプです。
壁は白塗装、床は白っぽいタイルでしょうか。
床に排水口があるので、水をじゃばじゃば流して床掃除をすることがわかります。
ハンドドライヤーは壁埋め込みのすっきりタイプです。
コロナ配慮でこの頃は使用禁止となっていました。
多目的トイレのサインです。
車椅子、子連れ、オストメイト対応していることを示しています。
多目的トイレは一般的なユニットトイレです。
2階のトイレの入り口です。
白い壁に対して青と赤の男女トイレのサインがはっきりわかりやすかったです。
ハンドルは縦長のものを選択している点が意匠面のポイントでしょうか。
2階のトイレも1階と同じ意匠です。
女子トイレは2ブースです。
ダウンライトが点いていないですね。
間接照明のみの演出です。
色温度は体感3500K程度に思いました。温かみのある色ではないです。
以上、トイレの紹介でした!
トイレの利用はトイレの設計の参考になれば幸いです。